名古屋から長崎まで安く行く方法は？移動手段を比較

この記事では愛知県の「名古屋市」から長崎県の「長崎市」まで公共交通機関を利用して行く場合に、それぞれの移動手段を比較して、なるべく安く行ける方法を紹介します。

なお今回紹介する料金や移動時間はあくまでも目安程度に考えてください。

料金については時期や曜日によって変動があるため、正確な情報は事前に調べておくことをお勧めします。

名古屋から長崎まで一番安く行けるのは
電車
高速バス
1. 高速バス（乗り換え：1回）
2. 高速バス+18きっぷ
飛行機
1. 飛行機（中部国際～長崎空港）+電車＋バス
2. 飛行機（中部国際～福岡空港）+電車＋特急・新幹線
まとめ
1. 最も安いのは18きっぷ+高速バス
2. 次いで安いのは18きっぷ+特急・新幹線

名古屋から長崎まで一番安く行けるのは

名古屋から長崎まで最も安く行く方法は18きっぷ+高速バスで行く方法となりました。

また18きっぷ期間外では高速バスで行く方法が最安です。

なるべく早く安く行きたい場合、コスパ的には飛行機+特急・新幹線がおすすめです。

ではそれぞれの移動手段で名古屋から長崎まで行った場合の所要時間と料金について詳しい情報をまとめていきます。

電車

新幹線＋特急

所要時間：約4時間30分～
料金：約1万8000円～（割引利用時）

新幹線で名古屋から博多まで行き、博多から特急と新幹線で長崎へ行く方法。

乗り換えは「博多」と「武雄温泉」の2回。

名古屋～博多は「東海道新幹線のぞみ」、博多～武雄温泉は「特急リレーかもめ」、武雄温泉～長崎は「西九州新幹線かもめ」となります。

新幹線はネット予約サービスを利用して「EX早得21」を使えば「のぞみ」指定席が約14000円～、特急も九州ネットきっぷで「かもめネット早得」を利用すれば約3600円～とかなり安くなります。

18きっぷ

所要時間：約25時間～
料金：4820円（2日分）＋宿泊費

JR在来線の普通・快速列車のみで名古屋から長崎まで行く方法。

名古屋～長崎は普通・快速列車のみでは1日で行く事はできません。

行けても佐賀くらいまでなのでその辺りで宿泊する必要が出てきます。

ただ佐賀に着くのも終電ギリギリになるので、どうせ宿泊しなければならないなら少し余裕を持って下関や小倉で泊まるのがお勧めです。

少し余裕を持ちたい場合は、相生～岡山間で新幹線を利用、博多～佐賀で特急を利用、名古屋～大阪で夜行バスを利用など、18きっぷとの併用をする事をお勧めします。

18きっぷ＋特急・新幹線

所要時間：約17時間30分～
料金：約6000円～
18きっぷ（名古屋～博多）：2410円
特急・新幹線（博多～長崎）：3600円（かもめネット早得3利用時）

18きっぷと特急・新幹線を利用して名古屋から長崎まで行く方法。

18きっぷのみだと1日で移動できませんが、博多～長崎で「かもめ」を利用することで1日以内で長崎まで利用することが出来ます。

特急・新幹線のかもめは「かもめネット早得3」を利用することでかなり安く利用でき、18きっぷのみで2日かけて行く場合よりも安いです。

ただ一つ注意点として、博多発かもめの最終が22時頃なので、18きっぷでの乗り換えにミスるとこれに間に合わなくなってしまいます。

高速バス

高速バス（乗り換え：1回）

所要時間：約14時間30分～
料金：約7700円～
名古屋～大阪：約1700円～
大阪～長崎：約6000円～

名古屋から大阪で高速バスを1回乗り換えて長崎まで行く方法。

大阪～長崎が夜行バスとなります。

使う便によっては料金が多少高くなりますが、1時間以上は所要時間を短く出来ます。

高速バス+18きっぷ

所要時間：約20時間～
料金：約5500円～
名古屋～博多（18きっぷ）：2410円～
博多～長崎（高速バス）：約3000円～

名古屋から18きっぷと高速バスを利用して長崎まで行く方法。

方法は「かもめ」と併用した場合とほとんど同じで、博多から特急・新幹線を使うか、高速バスを使うかの違いです。

ただこの方法は「かもめ」と併用した場合と同様に、18きっぷでの乗り換えをミスすると高速バスの時間に間に合わないためリスクはあります。

料金とリスクも殆ど変わらないため、24時前には長崎に到着できる「かもめ」との併用の方が少し楽です。

飛行機

飛行機（中部国際～長崎空港）+電車＋バス

所要時間：約5時間30分～
料金：約1万6000円～
電車（名古屋～中部国際）：約1000円～、約1時間～
飛行機（中部国際～長崎空港）：約14000円～（早割利用）、約1時間30分～
バス＋電車（長崎空港～長崎駅）：約1000円～、約1時間～
待ち時間や乗り換え時間など：約2時間～

名古屋から主に飛行機で長崎へ行く方法。

上記の飛行機はANAの早割を利用した場合の料金となっています。

中部国際空港までや長崎空港からの移動には電車やバスを利用します。

飛行機を使う場合は搭乗前の準備でそれなりに時間がかかるため、全体的な所要時間は新幹線＋特急で行った場合と比べて多くなります。

飛行機（中部国際～福岡空港）+電車＋特急・新幹線

所要時間：約6時間40分～
料金：約1万2000円～
電車（名古屋駅～中部国際空港）：約1000円～、約1時間～
飛行機（中部国際～福岡空港）：約7000円～（LCC）、約1時間40分～
特急＋新幹線（福岡空港～長崎駅）：3600円～（かもめネット早得）、約2時間～
待ち時間や乗り換え時間など：約2時間～

名古屋から飛行機と電車、特急・新幹線を使って長崎へ行く方法。

こちらはLCC（ジェットスター）で福岡まで行き、福岡からは電車で長崎へ行く方法です。

直接長崎へ行く場合はLCCがありませんが、福岡までなら格安航空が利用できるため、料金が安くなります。

福岡空港からはまず電車で博多まで行き、博多からは特急・新幹線の「かもめ」を利用して長崎まで行きます。

かもめを利用せずに普通列車のみで行く事も出来ますが、かもめネット早得を利用した場合と比べて1000円も変わらないため、2時間以上早く移動できるかもめがお勧めです。

まとめ

新幹線＋特急	約1万8000円〜（早得利用）	約4時間30分～
18きっぷ	4820円＋宿泊費	約25時間～
18きっぷ+特急・新幹線	約6000円～	約17時間30分〜
高速バス（乗り換え1回）	約7700円～	約14時間30分〜
18きっぷ+高速バス	約5500円～	約20時間〜
飛行機（中部国際～長崎）＋電車+バス	約1万6000円〜	約5時間30分～
飛行機（中部国際～福岡）＋電車+特急・新幹線	約1万2000円〜	約6時間40分～