この記事では愛知県の「名古屋」から秋田県の「秋田」まで公共交通機関を利用して行く場合に、それぞれの移動手段を比較して、なるべく安く行ける方法を紹介します。
なお今回紹介する料金や移動時間はあくまでも目安程度に考えてください。
料金については時期や曜日によって変動があるため、正確な情報は事前に調べておくことをお勧めします。
名古屋から秋田まで一番安く行けるのは
名古屋から秋田まで最も安く行く方法は「18きっぷ+高速バス」で行く方法となりました。
また18きっぷ期間外では高速バスが最安です。
ではそれぞれの移動手段で名古屋から秋田まで行った場合の所要時間と料金について詳しい情報をまとめていきます。
電車で行く方法
新幹線「のぞみ」+「こまち」
料金:約2万3000円~
東海道新幹線(名古屋~東京):約1万円~(EX早得28)、約1時間40分~
東北新幹線(東京~秋田):約13000円~(お先にトクだ値)、約4時間~
東海道新幹線で名古屋から東京、東北新幹線で東京から秋田へ行く方法。
東京での乗り換え1回のみで行けるので、移動は楽です。
早割を使うことで少し安くなります。
18きっぷ
料金:約5000円(18きっぷ2日分)+宿泊費
JRの普通・快速列車のみで行く方法。
18きっぷだけだと1日で行く事はできず、2日かけて移動する事になるため、宿泊費を考えると最安手段にはなりません。
またJRのみで行く場合はいくつかルートがあり、大まかに分けると日本海側の上から行く方法と太平洋側の下から行く2パターンです。
上から行く場合は名古屋から長野・新潟を経由して秋田まで行きます。
こちらは電車の本数が少ない事が多くなるためそこは注意が必要ですが、電車はあまり混雑することは無くそこそこ空いています。
一方で下から行く場合は東京・宇都宮を経由して秋田まで行きます。
宇都宮くらいまでは電車の本数が多いですが、特に静岡~東京辺りはかなり混雑します。ただ宇都宮以降の東北本線や奥羽本線は非常に本数が少なくなります。
どちらから行く場合も東北に入ると電車の本数が少なくなるのは同じなので、基本的には比較的空いている長野経由で日本海側から行くのがお勧めです。
18きっぷ+新幹線(ぷらっとこだま)
料金:約1万1500円~
ぷらっとこだま(名古屋~東京):約9000円~、約2時間40分
18きっぷ(東京~秋田):約2500円、約12時間20分~
東京までは新幹線(こだま)で行き、東京からは18きっぷを使って行く方法。
18きっぷだけだと1日で行く事はできませんが、新幹線を併用することで1日以内で秋田まで行く事が出来ます。
18きっぷのみで2日かけて行く場合と比べると少し高くなりますが、1日以内で移動できるというのはメリットです。
高速バスで行く場合
高速バス(乗り換え1回)
料金:約1万円~
高速バスで名古屋から東京まで行き、東京で1回乗り換えて秋田まで行く方法。
東京から秋田が夜行バスとなり、名古屋を昼頃に出発して翌日の朝に秋田へ到着、といった感じになります。
高速バス+18きっぷ
料金:約5000円~
高速バス(名古屋~東京):約2500円~、約7時間30分~
18きっぷ(東京~秋田):約2500円、約14時間30分~
高速バスで名古屋から東京まで行き、東京からは18きっぷを利用して秋田まで行く方法。
18きっぷだけでは1日で行く事はできませんが、高速バスを併用する事で、18きっぷ1日分で行く事が出来ます。
18きっぷ利用可能期間ではこの方法が最安となり、合計で5000円~というかなり安く秋田まで行く事が可能です。
飛行機で行く場合
飛行機(中部国際~秋田)+電車+バス
料金:約1万4000円~
電車(名古屋~中部国際):約1000円~、約50分~
飛行機(中部国際~秋田空港):約1万2000円~、約1時間20分~
バス(秋田空港~秋田駅):約1000円~、約40分~
空港での待ち時間、その他乗り換え時間など:約2時間~
名古屋から飛行機と電車、バスを利用して秋田へ行く方法。
飛行機は中部国際と秋田を結ぶ「ANA」か「ORC」の早割を利用することでこのくらいの料金になります。
新幹線を利用した場合と比べても、時間はほぼ同じですがこちらの方が断然安くなるので、早く安く移動したい場合は飛行機がおすすめです。
飛行機(中部国際~仙台)+18きっぷ+電車
料金:約1万1000円~
電車(名古屋~中部国際):約900円~、約40分~
飛行機(中部国際~仙台空港):約7000円~、約1時間10分~
電車(仙台空港~仙台駅):約700円~、約30分~
18きっぷ(仙台~秋田):約2500円、約5時間~
空港での待ち時間、その他乗り換え時間など:約1時間~
格安航空(ピーチ)を利用して、中部国際~仙台まで行き、仙台からは電車で秋田まで行く方法。
18きっぷ利用期間なら普通に秋田へ直接飛行機で行く場合より少し安くなります。
ただその分、時間がかかるためコスパ的には微妙ですし移動も面倒になるためそこまでメリットはありません。
まとめ
新幹線「のぞみ」+「こまち」 | 約2万3000円〜 | 約5時間40分~ |
18きっぷ(2日分) | 約5000円+宿泊費 | 約25時間~ |
18きっぷ+「ぷらっとこだま」 | 約1万1500円~ | 約15時間~ |
高速バス(乗り換え1回) | 約1万円~ | 約17時間~ |
高速バス+18きっぷ | 約5000円~ | 約22時間~ |
飛行機(中部~秋田)+電車+バス | 約1万4000円~ | 約4時間~ |
飛行機(中部~仙台)+電車+18きっぷ | 約1万1000円~ | 約9時間〜 |
- 1位|18きっぷ+高速バス
- 2位|18きっぷ
- 3位|高速バス(乗り換え1回)
名古屋から秋田への移動手段を比較した結果はこのようになりました。
1位は18きっぷ+高速バスの利用となりダントツで最安。
夜行バスからの18きっぷでの長時間移動という過酷な日程にはなりますが、格安で移動できます。
次いで18きっぷのみで2日かけて行った場合です。
こちらは宿泊費にもよりますが、4000円くらいの安いビジネスホテルで泊まった場合でも1万円以下となるため、この順位としています。
高速バスと併用した場合よりは高くなりますが、体力的にはかなり楽になります。
また、18きっぷ期間外だと高速バスが最安になりますが、飛行機を使った場合もそこまで大きく料金が変わらないため、基本的には18きっぷ期間外は飛行機がお勧めです。
では名古屋から秋田までの移動手段の比較については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!