この記事では愛知県の「名古屋市」から島根県の「松江市」まで公共交通機関を利用して行く場合に、それぞれの移動手段を比較して、なるべく安く行ける方法を紹介します。
なお今回紹介する料金や移動時間はあくまでも目安程度に考えてください。
料金については時期や曜日によって変動があるため、正確な情報は事前に調べておくことをお勧めします。
名古屋から松江まで一番安く行けるのは
名古屋から松江まで最も安く行く方法は「18きっぷ」を利用してJRの在来線(普通・快速)のみで行く方法となりました。
また18きっぷ期間外では高速バスで行く方法が最安です。
ではそれぞれの移動手段で名古屋から松江まで行った場合の所要時間と料金について詳しい情報をまとめていきます。
電車
新幹線+特急「やくも」
料金:約15000円~
新幹線で名古屋から岡山へ行き、岡山からは特急「やくも」で松江まで行く方法。
新幹線と特急を利用するため料金は高いですが、岡山での乗り換え1回だけで行けるのは楽です。
JR在来線(普通・快速)のみ
料金:8910円(18きっぷ利用時は2410円(1日分))
JR在来線の普通・快速列車のみで行く方法。
名古屋から東海道本線や山陽本線、伯備線などを利用して松江まで行く方法です。
18きっぷ利用期間なら2410円でこちらが松江まで最も安く行ける方法となります。
合計12時間近くになる長時間移動になりますが、早朝に名古屋を出発すれば夜の19時~20時頃には松江に到着できるため、18きっぷ1日分で移動することは十分可能です。
高速バス
高速バス(直行)
料金:約8100円~
名古屋から松江へ直行の高速バスで行く方法。
直行で行けるバスは基本的に中国JRバスとなり、夜行のみとなります。
価格も高速バスにしてはかなり高めとなっているため、コスパはあまりよくないです。
高速バス(乗り換え)
料金:約4200円~
まず名古屋から大阪まで行き、乗り換えて松江まで行く方法。
直行の高速バスで行った場合と比べて料金が大幅に安くなり、18きっぷ期間外だとこちらが最安の手段になります。
また乗り換えの組み合わせによっては、5000円で8時間~、4500円で9時間~というように少し高い料金になりますが、所要時間を1時間~2時間短くする事も可能です。
ぷらっとこだま(新幹線)+高速バス
料金:約9000円~
ぷらっとこだま:4800円・1時間10分|移動(新大阪~大阪)+待ち時間:約200円~・1時間~|高速バス:4000円~・4時間30分~
まず名古屋から新大阪までぷらっとこだま(新幹線)で行き、大阪からは高速バスで松江まで行く方法。
こちらはそれなりに安くて速い移動手段となります。
新幹線+特急で行った場合よりも2時間ほど多くかかりますが、6000円くらい安くなります。
ただ乗り換えの高速バスで行った場合だと、8時間で5000円という事も可能なので、コスパ的にはそこまでよくないです。
飛行機+電車
料金:約10000円~
飛行機:9000円~・1時間~|電車(名古屋~小牧)+(出雲市~松江);約1000円~・1時間30分~
名古屋から電車で小牧空港へ行き、小牧から飛行機で出雲へ、出雲からは電車で松江へ行く方法。
FDAのDreamプライスやJALの往復セイバーなどを利用することで、時期によっては約9000円~という料金で小牧~出雲の便を予約できます。
名古屋~小牧と出雲~松江の電車移動が少しネックではありますが、新幹線+特急で行った場合と比べても所要時間は大幅に短く、料金も5000円ほど安くなるためコスパは非常に良いです。
ただ飛行機は時期や曜日によって大きく価格が変動するため、そこは注意が必要です。
まとめ
新幹線+特急 | 約15000円〜 | 約4時間30分~ |
JR在来線のみ (18きっぷ) |
8910円 (2410円) |
約11時間30分~ |
高速バス(直行) | 約8100円~ | 約7時間20分~ |
高速バス(乗り換え) | 約4200円~ 約4500円~ 約5000円~ |
約10時間〜 約9時間~ 約8時間~ |
ぷらっとこだま+高速バス | 約9000円~ | 約6時間40分~ |
飛行機+電車 | 約10000円~ | 約2時間30分~ |
- 1位|JR在来線(18きっぷ利用)
- 2位|高速バス(乗り換え)
- 3位|高速バス(直行)
名古屋から松江への移動手段を比較した結果はこのようになりました。
最も安いのはダントツで18きっぷ利用。1日で移動すれば約2500円で松江まで移動できます。
次いで高速バスを乗り換えて行く方法。名古屋~松江へ行く場合は一度大阪で乗り換えると料金が大幅に安くなるため、乗り換えが圧倒的にお勧めです。
移動が楽でコスパも良いのは飛行機+電車で行った場合ですが、こちらは早割などを利用した場合に限ります。
では名古屋から松江までの移動手段の比較については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!