岐阜県の南東部に位置する「恵那峡(えなきょう)」は、木曽川の浸食によって生まれた渓谷美が魅力の自然観光地です。
奇岩が点在する渓谷や、ゆったりと流れる川、そして春の桜や秋の紅葉など、四季折々の風景が楽しめるのも特徴。
今回はそんな恵那峡を、のんびり巡れる日帰りモデルコースとともにご紹介します。
大自然に癒されながら、心も体もリフレッシュできる時間を過ごしてみませんか?
モデルコース|恵那峡の自然美を満喫する半日プラン
スポット名 | 見どころ・楽しみ方 | 所要時間目安 |
---|---|---|
恵那峡遊覧船 | 渓谷内をゆったりと進む遊覧船。奇岩や渓谷を水上から楽しめる、恵那峡観光の定番アクティビティ。 | 約30分 |
恵那峡さざなみ広場 | 遊歩道や展望台が整備された広場。遊覧船乗り場近くで景色を楽しんだり、散策するのにぴったりなエリア。 | 約30分 |
恵那峡ビジターセンター | 恵那峡の成り立ちや自然環境について学べる施設。屋内展示で天候を気にせず楽しめます。 | 約20分 |
恵那峡温泉(立ち寄り湯) | 観光の締めくくりに。日帰り入浴も可能な温泉で、絶景露天風呂が人気です。 |
約90分 |
各スポットの紹介
恵那峡遊覧船
恵那峡といえば、まず外せないのがこの遊覧船。
木曽川に沿って30分ほどかけて渓谷内をめぐる船旅は、まるで水上散歩のような心地よさ。
途中には「獅子岩」や「屏風岩」など、自然がつくり出した個性的な岩の姿も見られ、写真スポットも満載です。
季節によって表情を変える風景は、春は桜、秋は紅葉と、何度訪れても新しい発見があります。
恵那峡さざなみ広場
遊覧船乗り場のすぐ近くにある広場で、恵那峡の景観を楽しむにはぴったりの場所です。
木曽川沿いには遊歩道も整備されていて、散歩しながら渓谷美を間近に感じられます。
展望デッキもあるので、船に乗らなくても絶景を満喫できるのが嬉しいポイントです。
時間に余裕があれば、ベンチでゆっくり過ごすのもおすすめ。
恵那峡ビジターセンター
「恵那峡ってどうやってできたの?」という疑問に答えてくれる、ミニ博物館的施設。
地形の成り立ちや、周辺に生息する動植物の展示が充実しており、子ども連れにも人気です。
入館は無料で、気軽に立ち寄れるのも嬉しいところ。
散策前に予備知識を入れておくと、恵那峡をより深く楽しめます。
恵那峡温泉(立ち寄り湯)
歩き疲れた身体を癒やすのにぴったりなのが、恵那峡温泉の立ち寄り湯。
露天風呂からは渓谷を眺めることができ、まさに“癒しの締めくくり”に最適。
施設によっては貸切風呂もあるので、カップルや家族連れにもおすすめです。
日帰りでも本格的な温泉気分を味わえますよ。
観光の前に知っておきたい情報
- 服装・持ち物:渓谷沿いの散策路は舗装されていますが、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ。春・秋は肌寒くなるので羽織りものを忘れずに。
- アクセス:JR恵那駅からバスで約15分。車の場合は中央道・恵那ICから約10分で駐車場あり。
- ベストシーズン:春(桜)と秋(紅葉)のシーズンが特に人気。特に紅葉時期は混雑しやすいので、午前中の訪問が◎。
- 所要時間:全体で2〜3時間程度の散策が目安。温泉にも入る場合はもう少し余裕を持って計画を。
- お昼ごはん事情:周辺には観光客向けの食事処も点在。川魚の塩焼きや五平餅など、地元グルメを楽しめます。
まとめ
恵那峡は、奇岩や渓谷美といった大自然の造形を気軽に楽しめる観光地です。
遊覧船や展望台からの絶景に癒され、温泉でリラックスすれば、日々の疲れもすっかりリセット。
アクセスも良好で、日帰りでも充実した時間が過ごせるのが魅力です。
岐阜方面に行く予定がある方は、ぜひ「自然×癒し」の恵那峡を訪れてみてくださいね。
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