【岐阜】平湯大滝の氷瀑ライトアップ｜冬の絶景を楽しむ幻想的な夜

岐阜県高山市にある「平湯大滝（ひらゆおおたき）」は、北アルプスの自然が生み出す壮大な滝として知られています。

高さ64m、幅6mの滝は四季を通して美しい姿を見せますが、特に冬の「氷瀑（ひょうばく）」シーズンは別格。

滝全体が凍りつき、夜には幻想的なライトアップが行われることで、訪れる人々を神秘的な世界へと誘います。

この記事では、平湯大滝の氷瀑ライトアップの見どころや開催情報、アクセス方法などを詳しくご紹介します。

平湯大滝とは？｜北アルプスに抱かれた名瀑

平湯大滝は、奥飛騨温泉郷の中でも人気の高い観光スポットの一つ。

落差64mの滝が豪快に流れ落ちる姿は圧巻で、春の新緑、夏の避暑、秋の紅葉、そして冬の氷瀑と、四季折々に表情を変える「生きた自然美」が魅力です。

特に冬の氷瀑は全国的にも珍しく、毎年多くの観光客やカメラマンが訪れます。

基本情報

• 所在地：岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
• 滝の高さ：64m
• 幅：約6m
• アクセス：平湯温泉バスターミナルから徒歩約25分（またはシャトルバス利用）

氷瀑ライトアップの見どころ

毎年2月上旬から下旬にかけて開催される「平湯大滝結氷まつり（ライトアップ）」では、滝全体が氷に覆われ、ライトアップによって青や白、緑など幻想的な色に照らし出されます。

氷の造形美と光のコントラストが織りなす光景は、まさに自然が作り出した芸術。

夜の静けさと澄んだ空気の中、幻想的な時間を過ごせます。

ライトアップの開催情報（例年）

• 開催期間：2月上旬〜下旬頃
• 点灯時間：17:00〜21:00（年によって変更あり）
• 入場料：無料（協力金制の場合あり）
• 場所：平湯大滝公園周辺

滝周辺には雪灯篭（ゆきどうろう）や氷のオブジェも設置され、雪国らしい温かみのある演出が魅力。
まるで映画のワンシーンのような空間が広がります。

アクセスと駐車場情報

平湯大滝へは、公共交通機関・車いずれでもアクセス可能です。

電車・バスの場合

• JR高山駅から濃飛バスで「平湯温泉」まで約1時間
• 平湯温泉バスターミナルから会場まで徒歩または無料シャトルバスを利用

車の場合

• 中部縦貫自動車道「高山IC」から約1時間
• または松本ICから約70分（国道158号線経由）
• 無料駐車場あり（ライトアップ期間中は混雑注意）

積雪期は道路が凍結しているため、スタッドレスタイヤまたはチェーンを必ず装着して向かいましょう。

ライトアップを楽しむためのコツ

① 平日の夜が狙い目

週末は観光客が多く、写真撮影スポットが混雑することも。

ゆっくり楽しみたい方は、平日か天気の落ち着いた日を選ぶのがおすすめです。

② 防寒対策は万全に

気温はマイナス10℃を下回ることもあります。

厚手の手袋・帽子・カイロ・防水ブーツなど、防寒グッズは必須です。

③ カメラ撮影のポイント

三脚を使用し、シャッタースピードを遅く設定すると、ライトアップされた氷瀑が幻想的に写ります。

また、滝の全景を撮るなら入口付近の展望デッキがベストスポットです。

平湯温泉と一緒に楽しむ

ライトアップを楽しんだ後は、すぐ近くの「平湯温泉」で体を温めるのがおすすめ。

源泉かけ流しの温泉宿や日帰り温泉施設が多く、冷えた体を芯から癒してくれます。

また、地元グルメの「飛騨牛」「山菜料理」「朴葉味噌」もぜひ味わいたいところ。

おすすめ立ち寄りスポット

• ひらゆの森（日帰り温泉・露天風呂が人気）
• 奥飛騨クマ牧場（かわいい熊たちと触れ合える）
• 道の駅 奥飛騨温泉郷上宝（お土産・地元食材）

まとめ｜平湯大滝の氷瀑ライトアップで体感する冬の幻想