日常から少し離れて、心を整えたくなる時ってありませんか?
そんなときにおすすめしたいのが、山梨県・身延山エリアの日帰り旅。
歴史ある久遠寺や、山頂から望む絶景、そして自然の中で過ごす静かな時間。
今回は、身延山ロープウェイを活用しながら楽しめる、癒しのモデルコースをご紹介します。
おすすめスポットを巡るモデルコース
スポット名 | 見どころ・楽しみ方 | 滞在時間目安 |
---|---|---|
身延山久遠寺 | 樹齢400年のしだれ桜や荘厳な本堂。287段の菩提梯も有名 | 約60分 |
身延山ロープウェイ | 約7分間の空中散歩で、山々のパノラマと富士山を望む | 約30分 |
身延山奥之院 思親閣 | 久遠寺の祖・日蓮聖人が両親を想い祈りを捧げた場所。深い森に包まれた霊場 | 約40分 |
身延山ロープウェイ 山頂駅付近 | 展望台や売店、自然散策コースも整備。春や秋は特に風景が美しい | 約30分 |
身延町での散策・食事 | ゆば料理、草もち、地元のお土産が揃う。昭和レトロな雰囲気も魅力 | 約60分 |
ロープウェイで楽に移動しながらも、自然と歴史を味わえるのがこのエリアの魅力です。
各スポットの紹介
身延山久遠寺
日蓮宗の総本山であり、身延山の中心的存在。
本堂へ向かう石段「菩提梯(ぼだいてい)」は287段とややハードですが、登りきった先には荘厳な雰囲気の本堂と広い境内が待っています。
春にはしだれ桜、秋には紅葉が見事で、四季折々の美しさを感じられます。
体力に不安がある方は、迂回ルート(バスやスロープ)も利用可能です。
身延山ロープウェイ
久遠寺の奥之院へ向かうには、ロープウェイが便利。
標高差763mを約7分でつなぎ、途中には富士山や甲府盆地の絶景も望めます。
車窓からの景色はまさに絶景で、空の旅を楽しめる気分に。
気軽に山頂へアクセスできるのが嬉しいポイントです。
身延山奥之院 思親閣
ロープウェイを降りた先にあるのが、日蓮聖人が両親を想い祈りを捧げたという霊場「思親閣」。
森の中にひっそりとたたずむこのお堂は、静けさと神聖さに包まれています。
ベンチで一休みしたり、奥まで進んで小さな祈願スポットを見つけたり、心を落ち着けて過ごせる空間です。
身延山ロープウェイ 山頂駅付近
山頂駅周辺には展望スペースやベンチが整備されていて、富士山を望む絶好のフォトスポット。
売店では、地元産のお茶やお菓子なども手に入ります。
短いながらも軽い散策コースがあり、自然を感じながら歩くことができます。
季節の移ろいを感じられるので、春と秋は特におすすめです。
門前町での散策・食事
久遠寺の参道に広がる門前町には、古くから続く飲食店やお土産屋さんが並んでいます。
湯葉料理を中心とした和食処、草もちなどの和スイーツ、手作り雑貨のお店も魅力。
食事をしながら、ゆったり町の雰囲気を楽しめるのも身延旅の醍醐味です。
お土産には、身延ゆばやゆずの加工品が人気です。
初めてでも安心!身延山での歩き方ガイド
身延山久遠寺は格式あるお寺であり、日蓮宗の総本山でもあります。
初めて訪れる方でも安心して参拝できるよう、歩き方やマナーを簡単にご紹介します。
まず、本堂へのルートは2つ。ひとつは「菩提梯(ぼだいてい)」と呼ばれる287段の石段。
体力に自信のある方にはおすすめですが、結構ハードです。
もうひとつはスロープ状の道を歩くルートで、途中まで車で上がり、エレベーターを使って本堂へアクセスすることも可能です。
高齢の方やお子さま連れの方には、こちらが安心です。
帽子を外し、手を合わせて一礼するなど、基本的な礼儀を大切に。
堂内では写真撮影が禁止されている場所もあるので、注意書きを確認してください。
また、奥之院 思親閣へ向かう際にはロープウェイを利用し、山頂から徒歩で進むことになります。
急な坂道もあるので、歩きやすい靴と動きやすい服装がおすすめです。
まとめ
身延山エリアは、歴史・自然・静けさがバランスよく共存する癒しの旅先。
ロープウェイを使えば無理なく山頂までアクセスできるので、体力に自信がなくても大丈夫。
参拝や散策を通して、心を整えながらのんびりした時間を過ごせます。
派手な観光地ではないけれど、日帰りで“静かに深呼吸できる場所”を探している人にはぴったりです。
【関連記事】

