岡山県を代表する観光名所「後楽園」は、日本三名園のひとつとして有名な歴史的庭園です。
江戸時代に作られた美しい回遊式庭園で、隣接する岡山城とあわせて観光すれば、岡山の魅力をたっぷりと味わえます。
この記事では、後楽園へのアクセス方法や所要時間、入園料、駐車場情報などに加えて、観光をより快適に楽しむための持ち物や混雑の目安など、役立つ情報も詳しく紹介しています。
初めて訪れる方はもちろん、久しぶりに訪れる方もぜひ参考にしてください。
岡山駅から後楽園へのアクセス方法
後楽園は岡山駅からのアクセスが良好で、徒歩・バス・路面電車・タクシーなど、好みに応じて複数のルートが選べます。
徒歩でのアクセス
岡山駅から後楽園まで歩くと約20分。天気が良ければ散策がてら歩いて向かうのもおすすめです。
「桃太郎大通り」を直進し、旭川にかかる「月見橋」を渡って南門から入るルートがわかりやすくて便利です。
正門まではさらに5分ほどかかります。
路線バス・直通バス
最も手軽にアクセスできるのはバスの利用です。JR岡山駅のバスターミナルから後楽園直通バスが出ており、料金もお手頃。
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宇野バス(後楽園直通):所要時間約10分/運賃100円
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岡電バス:所要時間約7分/運賃140円
どちらも後楽園の正門付近で下車できます。
路面電車(岡山電気軌道)
岡山駅前から出発する路面電車(東山線)を利用し、「城下」電停で下車。
そこから徒歩約10分で後楽園に到着します。
レトロな雰囲気の路面電車に揺られながらの移動も楽しい体験です。
タクシー
急いでいるときや荷物が多いときにはタクシーも便利。
岡山駅から後楽園までは車で約10分(1.8kmほど)で、料金は1000円前後が目安です。
車でのアクセスと駐車場情報
車でアクセスする場合、山陽自動車道の岡山ICまたは山陽ICからのルートが便利です。
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岡山ICから約8km(約30分)
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山陽ICから約15km(約35分)
岡山城・後楽園周辺には複数の駐車場がありますが、後楽園の専用駐車場(正門・南門近く)は特に便利です。
駐車場の詳細
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駐車場:40分あたり100円
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収容台数:普通車570台
週末や行楽シーズンは混雑することもあるため、早めの来園か公共交通の利用がおすすめです。
後楽園の入園料と開園時間(2025年時点)
開園時間
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3月20日〜9月30日:7:30~18:00
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10月1日〜3月19日:8:00~17:00
(※いずれも入園は閉園15分前まで)
入園料
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大人(15歳〜64歳、高校生以下は除く):500円
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高校生以下:無料
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65歳以上:200円
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団体(20名以上):2割引
年間パスポート
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大人:2,000円
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65歳以上:800円
観光の所要時間と園内の見どころ
後楽園は広さ約14万平方メートル。
ゆっくり園内を回るだけでも1時間半ほどかかります。
写真撮影や食事、ベンチでの休憩などを入れると、2~3時間の滞在が目安です。
見どころ
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延養亭(えんようてい):藩主の迎賓館として使われた重要な建物
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唯心山:園内の築山で、ここからの眺望は一見の価値あり
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花葉の池:蓮やカキツバタなど、季節ごとの花が美しい
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流店(りゅうてん):水の流れる建物で、夏でも涼しさを感じられるスポット
庭園内の回遊路はフラットで歩きやすいため、年配の方や小さな子ども連れでも安心して散策できます。
後楽園観光をより快適にするポイント
観光を楽しむためには、事前にちょっとした準備をしておくと安心です。
ここでは持ち物や混雑情報などをご紹介します。
持っていくと便利なもの
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歩きやすい靴:砂利道や芝生の上を歩くため、スニーカー推奨
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帽子・日傘:夏は日差しが強いので日除け対策を
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カメラまたはスマホ:園内は写真映えスポットが多数!
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水筒・飲み物:売店もありますが持参すると便利
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レジャーシート:広場でちょっと座って休憩するのにも使えます
混雑の傾向
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平日午前中:比較的空いていて、のんびり回れます
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土日・祝日:特に11時〜14時が混雑しやすい時間帯
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春と秋の行楽シーズン:観光客や修学旅行生が多くなります
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イベント開催時(幻想庭園など):夜間ライトアップなどは特に混み合うため、事前予約や早めの到着がおすすめ
まとめ
岡山後楽園は、日本の伝統美を感じながらゆったりと過ごせる癒しの空間です。
アクセスの良さに加え、四季折々の景色や歴史的な建物、広々とした園内は、どんな人でも楽しめる魅力があります。
初めての方もリピーターの方も、この記事の情報を参考にして、ぜひ快適な後楽園観光を楽しんでください。
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