香川県にある観光名所として有名な「栗林公園」。
国の特別名勝に指定されており、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも3つ星を獲得しています。
庭園としての完成度はもちろん、アクセスの良さや周辺観光との組み合わせやすさも魅力です。
この記事では、電車でのアクセス方法、入園料や開園時間、所要時間の目安、園内の楽しみ方、さらには観光モデルコースや季節ごとの見どころまで、詳しくご紹介します。
栗林公園とは?その魅力を簡単に紹介
栗林公園は、江戸時代の高松藩主・松平家によって長い年月をかけて造られた回遊式庭園です。
6つの池と13の築山を中心に、背景には紫雲山が控え、まるで一幅の絵のような風景をつくり出しています。
園内は南庭と北庭に分かれ、広さは東京ドーム約3.5個分。
歴代藩主や文人墨客に愛されてきたこの場所は、まさに「歩くアート」とも言える場所です。
電車やバスでのアクセス|高松駅から最寄り駅まで
最寄駅①:JR栗林公園北口駅
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高松駅からのアクセス:JR高徳線で約5分
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運賃:大人150円
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下車後の距離:北門まで徒歩3分程度
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メリット:最短ルートでアクセスが良好。庭園の北側から入園できる
最寄駅②:JR栗林駅
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高松駅からのアクセス:JR高徳線で約5分
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運賃:大人150円
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下車後の距離:東門まで徒歩約15分
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特徴:正門である東門に近く、正面からじっくり見たい人におすすめ
バスでのアクセスも便利
高松駅からは路線バスも多数運行されています。特に大きな荷物がある場合や、雨の日などはバス利用もおすすめです。
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高松駅 → 栗林公園前バス停:所要時間約10分
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料金:大人190円前後
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バス停からの距離:東門まで徒歩3分
入園料と開園時間
開園時間
月 | 開園時間 |
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1月・12月 | 7:00〜17:00 |
2月 | 7:00〜17:30 |
3月 | 6:30〜18:00 |
4・5・9月 | 5:30〜18:30 |
6〜8月 | 5:30〜19:00 |
10月 | 6:00〜17:30 |
11月 | 6:30〜17:00 |
栗林公園は時期によって開園時間がかなり前後するので注意が必要です。
園内には照明が無いので日の出と日の入りに影響を受けるためこういった時間になります。
夏はできるだけ早い時間か遅い時間に行く事をお勧めします。
人が混まないという事もありますが、何より日中気温が高くなった時間帯に園内を歩くのは体力的に少し辛いですし、熱中症の危険もあります。
また最終入園は閉園の30分前まで。園内に照明がほとんど無いため、夕方以降の入園には注意が必要です。
無料入園日
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1月1日(元旦)
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3月16日(開園記念日)
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香川県民向けの無料キャンペーン日などがある場合もあります。事前に公式サイトで確認しましょう。
入園料
区分 | 料金 |
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大人 | 410円 |
小・中学生 | 170円 |
65歳以上(要証明) | 170円 |
年間パスポート(個人) | 2,570円 |
年間パスポート(3名用) | 5,140円 |
所要時間
栗林公園は国の特別名勝に指定されている文化在庭園の中で最も大きいという事もあり、かなり敷地が広大です。
普通に見ても1週するのに1時間以上はかかります。
途中で休憩や食事・軽食をする事を考えると2時間程度は所要時間として見ておいた方が良いかもしれませんね。
また園内の池を舟に乗って周る「舟遊び」や抹茶を飲んだりする事もできるサービスもあります。
園内の楽しみ方|おすすめの見どころ
① 舟遊び(和船)
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南湖を舟で巡る「舟遊び」が大人気。ゆったりと水上から景色を楽しめます。
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所要時間:約30分
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料金:大人620円、小人310円
② 茶室「掬月亭」で抹茶体験
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園内の代表的な茶室。風情ある建築と共に、抹茶と季節の和菓子が楽しめます(有料)
③ 展望ポイント
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「飛来峰(ひらいほう)」からの眺めは園内随一。庭園全体が一望でき、写真映えも抜群。
④ 季節の風景
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春:桜とツツジ
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夏:深緑のコントラスト
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秋:紅葉と池の映り込み
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冬:雪景色や冬晴れの清涼感
おすすめの周辺スポット!
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栗林庵(観光案内所&カフェ):地元グルメや工芸品が楽しめる
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うどん店(わら家、本格手打ちうどん もり家など):香川といえばやっぱり讃岐うどん
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高松市美術館:アート好きにおすすめ
まとめ|アクセス抜群の国宝級庭園は必見!
栗林公園は、アクセスの良さ、規模の大きさ、景観の美しさの三拍子がそろった日本屈指の庭園です。
高松駅からわずか10分以内でたどり着ける手軽さも魅力。
四季折々の風景や和船体験、茶室でのひとときなど、ゆったりとした非日常感を味わえます。
旅行や出張の合間でも訪れやすいので、ぜひ香川を訪れた際は立ち寄ってみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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